
いっき
おはようございます。こんにちは。こんばんは。いっきです!
今回ご紹介する記事は「【最新」RICE処置とは?POLICE処置の方が大事!?」になります。
皆さん、捻挫や肉離れなどケガをした際にどういった処置をされますか?
大体の人は
- 冷やす
- 温める
- ストレッチする
- シップを貼る
この辺りだと思います。
ケガをした直後は医療・スポーツ・トレーナー業界では「RICE処置」という応急処置を行います。
更に最近では「RICE処置」よりも「POLISE処置」の方が大切だという声も上がってきています。
そこで今回は
- RICE処置とは
- RICE処置の方法
- POLICE処置とは
- POLICE処置の方法
この4点を中心に紹介していこうと思います。
是非、最後までご覧ください!
こんな人にオススメ
- ケガの応急処置を知りたい人
- RICE処置の方法を知りたい人
- POLICE処置を知らない人
RICE処置とは
- Rest(安静にする)・・・受傷直後は無理に動かさずに、安静にする。
- Icing(冷やす)・・・受傷した部位の炎症・疼痛を軽減するために氷などで冷やす。
- Compression(圧迫する)・・・受傷した部位の張れを防ぐため、テーピングなどで圧迫する。
- Elevation(挙上する)・・・心臓よりも高い位置に受傷部位を挙上する事で、浮腫を防ぐ。
RICE処置の方法

- 受傷付近に傷や汚れがある場合は水で流し、清潔にする。
- ケガをした部位によって袋に入れた氷・氷バケツ・氷嚢などを用意して、患部を冷やす。
- 袋に入れた氷や氷嚢の場合は、ラップやバンテージを用いて、冷やすと同時に圧迫する。
- 氷バケツの場合は、患部を先にテーピングなどで圧迫した状態で冷やす。
- Icingの場合は1回15~20分行い、その後30~40分程の時間を空ける。
- このサイクルを受傷直後は24時間~48時間ほど繰り返す。
- 氷バケツ以外は、仰向けで寝転んだ状態で、手や足を心臓より高い位置にして安静にする。
- 夜寝る間は、圧迫のみを行い、心臓より高い位置にキープした状態で寝る。
POLICE処置とは
- Protection(保護)・・・装具やシーネなどを用いて患部を保護し、再受傷・悪化を防ぐこと。
- Optimal Loading(最適な負荷)・・・安静にしているだけでは、受傷後の復帰までに時間を要する事があるため、早期に適切な負荷を掛けることで、組織修復の促進させること。
- Icing(冷やす)・・・受傷した部位の炎症・疼痛を軽減するために氷などで冷やす。
- Compression(圧迫する)・・・受傷した部位の張れを防ぐため、テーピングなどで圧迫する。
- Elevation(挙上する)・・・心臓よりも高い位置に受傷部位を挙上する事で、浮腫を防ぐ。

いっき
RICE処置と違って、安静にする事はその後の復帰までに最適ではないという考えから、保護と適切な負荷でより積極的な応急処置になっている部分が大きな違いです!
POLICE処置の方法

- Protection(保護)の装具やシーネがない場合は他の物で代用する。
- 指の骨折なら割り箸、足首の捻挫や骨折は雑誌と紐やタオル、鎖骨骨折や肩の負傷は伸縮性のある上着など
- Optimal Loading(最適な負荷)例:足首の捻挫でICINGする場合は足首をテーピングで圧迫した状態で氷バケツに足首を入れる。その状態で足首の可動域を保持するために、体重を少し前後にかける。
- 後はRICE処置と同じになります。
まとめ
- 怪我した直後にしっかり保護・適切な負荷をかけるのか・もしくは安静にするのか判断する事が大切になる。
- ケガの具合にもよりますが「冷やす・圧迫する・挙上する」の3つは必ず覚えておきましょう。

いっき
いかがでしたでしょうか?
RICE処置とPOLICE処置の違いが伝わりましたか?
多少の違いはありますが、患部に対して「冷やす・圧迫・挙上」さえ覚えていれば、何もしないより結果はかなり違ってきます!
是非、覚えておいてください!
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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